私は元々、彼氏は顔と性格で選ぶので、性行為というのは自然な流れでして、普通に終わるものだと思っていました。何回か彼氏の調子が悪くて勃たない時もありましたが、それでも普通の時のセックスは普通に当たり前のようにできるので、まさか短小のセックスがあれほど気持ち悪いものだとは思っていませんでした。
彼と出会ったのは、6月のジメジメした時期でした。彼氏に振られたばかりの私は友達の紹介で彼に出会いました。最初は別れたばかりの気持ちを慰めてくれる優しさが嬉しかったのですが、段々と好きに変わっていきました。
そして、7月の終わり頃、お付き合いすることになりました。お付き合いして何回かデートをして、それからそういう行為になったのですが、その短小である男性器です。そして、その最中にも、短小であるが故にあまり性器で感じることがないのか、やたらと愛撫をしてきます。それも愛しているような愛撫ではなく、ただ自分が気持ちよくなりたいだけの気持ちの悪い触り方で、撫でまわしてきたのです。そして、肝心のセックスも「何か入っているの?」というような感じで、感覚は全然ありませんでした。しかし、体を撫でまわしてくる行為だけは止めずに、体を汚されたような気分になりました。
本当に私のことを愛してくれているの?
そんなことを行為中ずっと考えていました。まるで愛のない行為にしか感じなかったのです。それどころか、私のことを風俗嬢のように軽く扱っているとしか考えられなかったのです。
そういう行為にだけ耐えれば、ステータスの高い彼氏だったのですが、やはり耐え切れず、別れることになりました。
それからというものの、恋愛に積極的になれず、セックスはなるべく控えることにしました。世の中には色々な男性がいることはわかっています。しかし、それでも女性が耐えられる限度というものがあります。そうした限度を超えるとやはり、恋愛自体も嫌になってしまうものなのですね。